「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本
- 作者: 山下泰平
- 出版社/メーカー: 柏書房
- 発売日: 2019/04/26
- メディア: 単行本
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聞いてくださいみなさん。なんと、「舞姫の主人公をバンカラとア
しかも「舞姫の主人公をバンカラとアフリカ人がボ
もともと著
これには最近「もしも森鴎外が「
さて、山下さんの元記事を読めばわかる通り、「舞姫の主人公をバ
ストーリーは単純明快だ。主人公が貧乏だったり、新しい文明を
見たりする設定に読者も飽きているから、現在の貨幣価値で五〇 万円ほどの金を持つメチャ強い奴が、海外の都市を普通に旅行しな がら外人を殴ったらウケるだろといった荒いもので、 殴る以外はただの旅行になってしまっている。 (山下泰平『舞姫の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』p228)
ある日のこと、島村隼人はそもそもハイカラとはなにかと考えた。ハイカラを一言で説明すると、西洋風に生活する気取った人間だ。だったらハイカラの元凶である西洋人を殴ったら蛮カラの勝ちでは?白人殴るか殺すかしたらハイカラとか絶滅するだろ、直接殴ったら終りじゃという狂った結論に達してしまい、島村隼人はハイカラ討伐の旅に出る。
舞姫の主人公をボコボコにする最高の小説が明治41年に書かれていたので1万文字くらいかけて紹介する - 山下泰平の趣味の方法
単純明快すぎて訳がわからない。
この本が恐ろしいのは、次から次へと紹介される明治の狂った物語
肩幅が身長より大きい豆腐豪傑
実は「舞姫の主人公をバンカラとア
この本を読み終えた後では、現代にありふれた「驚愕の展開」「ラ
バンカラと黒人が世界統一倶楽部を結成し
ああ、それにしても、舞姫のエリスがキュゥべえに騙され魔法少女
まさか豊太郎を直接的な暴力でボコボコにすれば全てが解
次は拳骨にしたいと思います。