山田風太郎の連作長編『警視庁草紙』を読んだ。忍法帖シリーズの後に書かれた「明治もの」の第一作。山田風太郎作品のいろいろな魅力が多面的に詰まっていてとても面白かった。 忍法帖が能力者同士による多対多のチームバトルというフォーマットを開発したよ…
最近は魯迅の小説をよく読んでいる。魯迅は好きな作家で、何が好きかというと悲しい時も悲しい自分自身を疑っているような煮え切らなさが好きだ。有名な「故郷」の「思うに希望とは、もともとあるものともいえぬし、ないものともいえない。それは地上の道の…
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